2025年9月10日、今年度から義務化された地域連携推進会議を、美里ホームで行いました。
自治会長、消防署、民生委員、駐在所の皆様が一堂に会し、大変有意義な情報共有と意見交換の場となりました。
地域連携推進会議の報告
1. 施設の状況説明と評価
会議では、「歩む会福祉会」の活動説明からグループホームの様子まで、利用者様や保護者の声を含めて報告されました。
- 施設環境への評価:
- 自治会長・駐在所: 施設全体や居室が綺麗に保たれており、居室の空間も広く感じられたとの好意的な意見がありました。
- 分署署長: 防災の観点から見て、整理整頓されていると評価されました。
2. 皆様から頂いたご意見
参加者からは、ホームの運営や地域との連携強化に向けた具体的な提案や質問が多数寄せられました。
- 防災・防犯・救急対応の強化
- 分署署長: 救急時の情報提供カードの用意、全身写真の保管、当日の服装の把握をお願いしたいとの要望がありました。特に、無届外出の際に写真があれば警察間で情報共有し、捜索がしやすくなるとのアドバイスがありました。
- 10月1日から施行されるマイナ救急について情報提供があり、マイナンバーカードによる情報取得の利点と、暗証番号の取り扱いに関する課題が共有されました。
- これらの意見を受け、ホーム側はヘルプカードの用意や全身写真の保管を検討することとなりました。
- 運営に関する情報提供
- 民生委員: グループホームの利用金額(美里・針ヶ谷の現状を説明)や、食事の食材(ヨシケイにて発注していることを説明)について質問がありました。
- とまり木(他施設): マイナンバーカードや保険証の扱い・管理について、他施設と連携しながら検討しているとの情報共有がありました。
- 地域交流の促進
- 民生委員: 見学だけでなく、地域との交流する機会を設けてほしいとの要望がありました。
今後について
今回の会議は、ホームの清潔さや広さが地域の方々に好意的に受け止められた一方で、防災・防犯・救急時の情報連携が重要課題として明確になりました。これらの事を受けて、救急情報カードの整備、無届外出時の対応マニュアルの見直し(写真・服装の記録)は整備していく予定です。また、民生委員の方々から「見学だけでなく、交流する機会を設けてほしい」とのご要望については、地域住民の皆様にグループホームをより身近に感じていただけるような内容の検討を進めてまいります。
